パタパタ置き時計でセンスアップ?BQ-38レビュー

TWEMCO BQ-38

書斎のパソコン周りを整えている中で、ビビッ!っと惹かれる卓上時計を見つけたのでさっそく購入してレビューします。

レトロなパタパタ時計とは

パタパタ時計、フリップ時計、リーフ時計、自動日めくり時計などなど、呼び方は色々とあるようですが、黒字に白抜きの数字が書かれたものを回転させるレトロなアレです。

昔は空港の離着陸の案内表示としても定番でしたよね。今ではほとんどが液晶ディスプレイにとって代わられてしまいましたが。

幼い時に空港に行って、フライトスケジュールが更新される際のあの大きなパタパタ音にワクワクしていたのが懐かしいものです。

さて、既報の通りパソコンを新調し、マルチディスプレイの環境も整理して4台から、43インチを2台態勢に変えました。パソコンデスクそのものは代わってないのですが、気分一新、時計も新しいものにすることにしました。

ちなみに、今までは書斎でドットマトリクス表示のこんな置き時計を使っていました。この時計は棚にお引っ越しです。

SEIJI製 LED時計

世界で”唯一”のパタパタ専門 TWEMCO社

欲しいものを買う時の定番、Google画像検索!でパタパタ時計を見ているとだいたい定番が見えてきますよね。そこで目についたのがこの記事のアイキャッチ写真にも使っているTWEMCO社の横長パタパタ時計(BQ-38)です。

でもこれ結構なお値段なんです。Amazonで2万円前後もします。品質がいいのかな?そもそもTWEMCO社(香港)って何だ・・・?というわけで調べてみましたというのが今回の記事です。別にPR企画というわけではありません。

TWEMCO is the world’s only manufacturer specializing in fully automatic flip clocks for over half century.Since 1956, TWEMCO had started developing the best fully automatic perpetual calendar digital clocks for people. With over 50 years of experience and by virtue of its excellent craftsmanship and unique features (Invention Patented), we now have nearly one million pieces of TWEMCO clocks sold to market.(TWEMCO公式ページより)[su_divider top=”no” style=”dotted”]TWEMCOは、半世紀以上にわたって自動フリップ時計に特化している世界でただ一つの製造会社です。1956年から最高のデジタル式永久カレンダー時計の開発に取りかかり、50年を超える経験や優秀な職人の技、そしてユニークな機能(特許品)のおかげで、今やおよそ100万個のTWEMCO時計が売られています。(筆者訳)

TWEMCO社公式ペーシ

なるほどTWEMCO社によると、世界で”唯一”のパタパタ専門とういことで、品質には相当の自信があるようです。それにしてもユニークな機能(特許品)って何ですかね?その答えは、別のページの「発明」欄に書いてありました。

Automatic re-setting for days of the months with other than 31 days. Even accounting for 29th February every leap year once started. No further adjustment is ever necessary. (TWEMCO公式より)[su_divider top=”no” style=”dotted”]31日が存在しない月の”日”を自動的に調整します。さらに、一度動き始めると2月29日のうるう年も考慮するため、調整は一切不要です。(筆者訳)

そういうことですね。確かに、私が持っている某中国製の安いパタパタ時計は、どの月も31日までカウントしますし、うるう年に対応しているはずもありません。ちなみに、よほど自信があるのか、うるう年をカウントする瞬間のデモ映像まで公開していました↓


何でしょうね、2月29日と30日、31日を飛ばして3月に変わるだけなのに、妙に感動的です(笑)

モデルBQ-38

さて公式ページに書かれているスペックにざっと目を通すと・・・

  • Long Life Mechanism ロングライフ機構
  • ABS plastic case ABSプラスティックケース
  • German Movement ドイツ製のムーブメント
  • Invention Patented 特許品→うるう年対応
  • Battery Quartz Operate 電池式クウォーツ駆動

あれ、時計部品のムーブメントは、外注のドイツ製なんですね~。餅は餅屋にということなんでしょうか。

TWEMCO BQ-38

正面

TWEMCO BQ-38

アクリルと塗装は上質で質感がある

そして届いた実物の写真がこちら。裏面に3つのボタンがあって曜日、日、月をそれぞれ選択。うるう年に対応するために、年をパターン1~4の中から選択します。このあたりは対応表が裏面に書かれているので簡単です。以上の設定で、フルオートのパタパタカレンダーが動き始めます。

時計の部分は、シンプルな文字盤で飽きが来ない作りです。秒針は、毎秒カチッカチッと動くタイプ。動作音は限りなく小さく寝室でも気にならないでしょう。カレンダーが動く際(といっても1日に1回ですが)はそれなりの動作音がします。まさに、「パタッ」とね。

ワールドクロックモデルも存在!

ところで、TWEMCOの日本代理店は、グローバルトレーディング(長野市)という会社らしいのですが、ここのホームページに2016年夏に発売されたというニューモデル「ワールドクロック」が載っていました。「WT-30」というモデルです。ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京の4地域です。

これまた私の物欲をピンポイントでくすぐるデザインでぜひ欲しいのですが、なぜか公式ページにはその存在が確認できません。裏メニューなんでしょうか。

一方で、画像検索をしていると「GWT-30」というモデルがヒットします。これはニューヨーク、ロンドン、フランクフルト、香港のワールドクロックです。どうやら地域別に複数の型番が存在するようです。

ワールドクロックについては、約4万5000円もするので、もう少し調べてから検討することにします。

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