空港、銀行、どこで両替すればお得かな?

「現金」を両替すると大損している!

海外旅行をする時って、両替のタイミングとか場所を悩みますよね。「出発前に銀行でした方がいい」とか「現地に到着した後の空港でいいか」とか。ただ、「現金」から「現金」への両替って驚くほど高額な手数料を取られているのを知っていましたか?もっといい方法があるんですよ

筆 者

例)10万円を両替しようとすれば、そのおよそ10%=1万円は手数料ですマイナーな通貨では、15%~20%にもおよぶことも・・・。

もちろんレシートに「手数料」なんて書かれていませんから、ほとんどの人は手数料がいくらかなんて意識してません。しかし、両替所が提示しているレートは、銀行間で取引される為替レートよりも、悪いレート(消費者に不利)で、その差額が両替所の取り分(=手数料)なんです。

そりゃ両替所だって職員の人件費もかかりますし、空港の両替所は早朝や深夜も営業しているので経費も余計にかかりますよね。そうしたコストが両替レートに反映されているわけです。「現金」を両替する限り、いくら口コミを参考にしてレートが良い場所を探したところで、高い手数料に大した差はありません。もっとやるべきことがあるんです。

「要するに『現金』を使わなければ良いのです」

なんだそりゃ!と言われそうですが、クレジットカードを使うのが最も賢い方法です。今や、北米やヨーロッパはもちろん、発展途上国ですらカードが使えない場面は少なくなって来ました。日本で発行されたカードを海外で使うと、「為替レートで円換算した金額」+「カード会社の国際手数料」がかかります。カード会社によってまちまちですが、VISAがおおむね2%、AMEXが少し高めで3%ぐらい。簡単に言うと、2~3%の手数料で自動的に両替してくれているようなものです。「現金」を「現金」に両替すると約10%のコストがかかるので、はるかに安い手数料ですよね。

MEMO
為替レートは、カードを使ったその瞬間ではなくて、お店から決済情報がカード会社に伝わった日のものが使われます。(正確には、レート換算の日はもう少しずれる)使用日のおおむね1~2営業日後のレートが使われることが多いようです

どうしても外貨がキャッシュで必要な時は?

旅行期間のすべてにかかるお金をカードで決済できればよいのですが、どうしても現地の通貨がキャッシュで必要な場面もあります。国によっては、電車やバス、タクシーなどの公共交通機関は、現金しかダメだめな場合があります。それに魚市場、野菜市場などのマーケットも「キャッシュオンリー」が原則ですよね。現地通貨をキャッシュで用立てするには、海外のATMを利用するのが賢い方法です。海外の空港には必ずATMがありますし、街中でもコンビニを中心にあちこちみかけるはずです。

海外のATMから外貨を引き出すにはどうする?

ATM

ATMから簡単に外貨が引き出せる

日本の銀行のキャッシュカードが使えるの?いえいえ。キャッシュカードではなくて、クレジットカードを使います。お手持ちのカードにVISAやMASTERのロゴがあれば基本的には大丈夫です。海外のATMにクレジットカードを差し込んで「引き出し(withdarw)」を選択、希望の金額を入力すると、なんと現地通貨が出てくるのです。仕組みは簡単です。

まず、(1) ATMに入力したした金額が円に換算され、(2) その金額が現地で買い物した時と同じように月々の請求に上がってきます。ここで注目すべきなのは、そのコストが抜群に良いことです。ATMで外貨を引き出すと、「為替レートで円換算した金額」+「カード会社の利息」+「ATM使用料」がかかります。

ATM使用料は、設置業者によってまちまちですが、1回につき100円~200円ぐらいです。あとは、カード会社の利息です。たとえば、1,000ドル引き出して返済が40日後だとすると、利息は2,000円ほどです。覚えていますか?両替所で同じ金額を現金で両替してもらうと、およそ10%=1万円の手数料です。ATMを使って外貨を引き出すと4分の1以下の破格のコストですみます。

ATMのメリットは、両替所に並ばなくてよいですし、申込書に記入してパスポートを提示しなくてすむことです。ほとんどが24時間動いているので手間と時間の節約にもなりますね♪ 私はいつも、到着した空港のATMで必要最小限(1万円ほど)をATMで引き出すことにしています

筆 者

ATMの画面の操作は基本的に英語ですが、決して難しくありません。

参考 海外のATM使い方徹底ガイドVISAの公式ページ 参考 海外ATM活用パーフェクトガイドMASTERの公式ページ

カード会社のホームページにはとても分かりやすく使い方が紹介されてますので参考にしてくださいね。
どこにATMが設置してあるかもまとめてありますので、事前に把握しておくと便利です。

注意
ここで紹介した方法は、「海外キャッシング」と呼ばれるものです。「キャッシング」というとそれだけで拒否反応を示す人がいますが、正しく仕組みを知っていれば恐ろしいものではありません。具体的には、ATMで外貨を引き出した日から、自分のカードの次の返済日まで(20~40日間ほど)その金額を「借金」していることになります。したがって、その金額に対してカード会社が定めた日割りの利息がつきます(年利で18%程度)。この利息を払ったとしても現金で両替するよりもお得です。また、日本に帰ってからカード会社に電話して繰り上げ返済の手続きをとると、利息はその日までしかつかないので、さらにコストを削減することだってできます。
実際に旅行で海外キャッシングした際のコストを次の記事にまとめました。 実録 海外キャッシングの手数料~台湾ドル編~

究極の両替術はFXを利用する手だが・・・

もう一つ、お得に両替する方法としてFX(外国為替証拠金取引)を利用する手があります。

ほとんどのFX会社は、通貨の売り買いを同じ会社で完結させるのが原則で、いわゆる「両替」には対応していません。一部、マネーパートナーズ社のように、円を入金してドルなどの外貨を引き出せる「両替サービス」を行っている会社もあります。

ただ!!手放しでお勧めできない理由もあります。外貨を受け取るには、空港の指定窓口に営業時間内に足を運ばなければならない上、窓口手数料500円も課せられるので、一概に最安とは言えません。

そもそも口座開設やマネーパートナーズへの入金、両替の手続きなどにも手間がかかるわけです。好きな時に好きな場所のATMで寄って外貨を引き出すのとは大違いです。たとえば100万円近い現金を両替する必要があれば話は別ですが、一般的な旅行では、FXを両替手段として利用する手間とお得度が釣り合ってない気もしますね。(余談ですが、法律で現金の持ち出し持ち込みには上限が決められていますので、くれぐれも範囲を超えないように気を付けてください)

まとめると・・・

  1. 「現金」→「現金」の両替ほどもったいないものはないから、原則「しない」!
  2. クレジットカードが使えるところは、すべてカードで決済
  3. どうしても外貨が必要な時は、必要最小限をATMで引き出す
  4. 多額の両替を予定している時は、FXの利用も検討する

これがおすすめの両替術です!

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