貴重な技適マーク付きUSキーボード Mac&Winの両刀使いに嬉しいK780

eyecatch image of bluetooth keyboard K780 logitech

久しぶりに安心して他人におすすめできる良質なキーボードに出会った気がします。

私は、オフィスでMacBook ProとデスクトップのWindowsを2台並べて使っています。ただ、デスクトップとノートのキーボードを行ったり来たりするのは、効率が悪く、何よりも疲れます。

そこで、2台のキーボードを集約でき、かつ、MacとWindowsを簡単に切り替えながら使えるBluetoothキーボードK780を購入しました。気がつけば半年以上経ちましたが、手に馴染むといいますか、とても気に入っています。「半年使用してみた!」的な観点からレビューします。

主張のないapple風ミニマムなデザインがいい感じ

logitech K780 key layout

US版のキー配列

まずは全体のレイアウトを見てみましょう。私は日頃から英語配列のキーボードを愛用しているので、このK780もUS版をebayで買いました。

LogitechのK780(日本ではLogicoolブランドとして展開)は、Bluetooth接続のオーソドックスなキーボードです。全体は黒で、上部のスマホスタンドは白のツートーンカラー。1つ1つのキーは、表面はマットなブラックで白抜きでキーが刻印されています。

一言で表現すれば「ミニマム」。余計な装飾を削ぎ落としたデザインです。キーボードと言えば、ごつくて仕事感がプンプン漂うものが多いのですが、この子は変な主張がなく、クールビューティーです。丸いキーデザインは、どこかタイプライターを彷彿とさせ、インテリアとの馴染みもよいですね。また、キーの中心に向けてわずかにくぼんでいるので、打ちやすさにつながっています。

Controlling multiple computers with one keyboard no wires makes the desk cozy

キーボードを集約できる上に無線なので卓上がすっきりする

もう一つ大事なことですが、Bluetooth接続の無線キーボードです。なお、USBドングルも本体の底面に収納されています。取り出してパソコンのUSBに差し込めば、BluetoothじゃないUnifyingプロトコル(2.4Ghz)を使うこともできます。

デザインそのものもシンプルですが、配線のケーブルがない分、机に置いた時の印象が本当にすっきりします。
(キーボードの右隣に置いている白いものは、Macのトラックパッドです)

ストレスフリーのよく練られた仕様

機能面では、はじめからMacとWinの両方で使うことを想定して作られています。そのため、AltキーやStartキーなど一部のキーには、Windows用とMac用のそれぞれの割り当てが印字されています。

また、キーピッチも十分に広く、ゆとりがあります。

肝心のタイピングは、しっかりと沈みこむので「タイピングしている感」はかなりあります。もちろん、メカニカルキーボードの深い沈み込みとはまったく別物ですが、MacBook Proの浅い(薄い?)キータッチよりも、安定感があります。

見た目の薄さと対照的なしっかりとしたタイプ感は、ちょっと不思議な感じもします。キーをよく観察すると、内部に埋もれた部分が結構あるのに気づきます。説明は難しいですが、表面から顔を出している部分は薄くても、見えていない根っこがある感じですかね。

感触そのものは、静音タイプ特有のプニプニしたソフトなもので、音はほぼ鳴りません。長時間の使用でも疲れにくいと感じました。

上段のファンクションキーの列には、ボリュームコントロールや検索などのショートカットが割り振ってあり、専用ソフトをインストールしなくても機能しました。

専用キーでペアリング先を即切り替え

switch the bluetooth connection with these 3 white button

白いスイッチで接続先を切り替える

K780の設計思想には、「日常的に複数のパソコンで使う」という前提が常にあるようです。そのため、ペアリング先の切り替えには、スペシャルなキーが設けられています。

キーボード上部の特等席に、「私を見よ!」とばかりひときわ目立つ存在のボタン。全体の中でここだけが白いキーなので、アピール感は抜群です。私のように、複数のパソコンを行ったり来たりする人には嬉しい仕様です。都民ファーストならぬ、「切り替えファースト」なキーボードでしょうか。半年ほど使っていますが、ここだけ白キーという潔さは、効果テキメンですね。分かりやすい笑!

たとえば、私は白いボタンの1にMacを、2にWindowsを登録しています。もはや説明は不要かと思いますが、Macで作業中にWindowsに接続先を切り替えたい時は、2のボタンを押すだけです。

強調したいのは、ペアリングの切り替えかかるタイムラグが、「ほぼ無い」と感じるぐらい短いことです。2のボタンを押して、すぐに次のキー操作に取りかかってもリニアに反応してくれます。まるで物理的な切り替えスイッチを操作しているような使い勝手です。
もちろん、切り替えにかかる時間は、ペアリングするパソコンに積まれているBluetoothチップの性能にも左右されると思いますので、あくまでも「私の環境では」ということで参考にしてください。

白いスペシャルキーにパソコンを割り当てるのはとても簡単です。割り振りたい番号のキーを2、3秒長押しするとペアリングモードに入ります。後は、お目当てのパソコンからK780を探して接続するだけです。


謎の白いバーはスマホスタンドだった!

実は単なる装飾デザインだと思っていました・・・。あまり説明書なども読まないタイプなので、数か月間まったく気が付かなかったんです。

holding smart phone on upper slit

上部のホルダーにはスマホを立てかけられる

ジャーン! なんということでしょう、この白い部分は溝になっていて、スマートフォンやタブレットを立てかけるために設計されていたのです。

実際に立てかけてみた写真です。いい感じに角度がつくので、デスク周りのスマホの居場所としては良いですね。ただし!ここに置いてしまうと(iPhoneの場合)充電ができません。

私はオフィスにいる時は、急な外出に備えていつも充電しているので、この白いスタンドバーはちょっと使いづらいです。スマホを横に置けば、充電ケーブルをつないだままでも置けます。が、別にそんなことをしなくても、充電ドッグがすでにあるのでそちらで事足ります。

ということで、このバーはほとんど使っておらず、単なるデザイン上のアクセントぐらいに考えています。ただ、K780はAndroidやiPhone、iPadへの対応も謳われていますので、スマホやタブレットでBluetoothキーボードを使って文字を入力する機会が多い人は重宝しそうです。

隠れたメリット!US版にも日本の技適付き

there's a Technical Conformity mark needed when you use the product in Japan

K780の底面にある電池の蓋には、US版でも技適マークが刻印してある

US配列のキーボードが好きで、個人輸入して使う人に共通の気苦労、それが「技適マーク」でないでしょうか。Bluetoothなどの電波を出す無線キーボードでは、「無線機」扱いのため、技適マークがついていないものをそのまま日本で使うと電波法に違反するおそれがあります。

MEMO
実は2016年に電波法の改正が行われ、技適マークの表示がなくても、外国製品の持ち込みであれば一定条件のもとで90日以内の日本国内での使用が認められています。具体的には、「アメリカののFCC認証やヨーロッパのCEマーク、それにWi-Fi AllianceやBluetooth SIGの認証ロゴが確認できる無線機器を使う場合」と定められています。ただ、これはあくまでも日本を訪れる外国人の利便性向上を想定した措置で、持ち込んだ機器を3か月を超えて日本で使い続ければ違法になってしまいます。
参考 海外から持ち込まれる端末等の利用総務省電波利用ページ

私は海外に住んでいるので、技適マークは直接は関係ないのですが、K780はUS版でも日本の技適マークがついていました。これで帰国した後も安心して使い続けられますね。
(※出荷ロットによる違いや仕様変更も考えられるため、すべてのUS版に日本の技適マークが付いていることを保障するものではありません。)

私の購入先
USキー配列のK780は、ebayで75〜95ドルほどで売られています。Item Location(商品の場所)をUS Onlyにした上で、念のために出品者にもUSキー配列であることを確認すると安心です。日本語キー配列が良い方は、記事の最後にリンクを貼ってあります。

ebayでLogitechK780を探す

まとめ

べた褒め記事になってしまいましたが、半年間、ほぼ毎日使っていても思い浮かぶ短所がないのが正直なところです。あえて、重箱の隅をつつけば、カーソルキーが小さい点でしょうか。表計算ソフトを多用する人はこのあたりが使い勝手に影響してくるおそれがあります。あとは、キーの白い部分は、シールになっていますので数年使えば薄くなったり剥がれたりするでしょう。

ただ、この刻印部分は、シールと気づかないぐらい精度がよく貼られているため、チープさは感じられないことも付け加えておきます。

また、バッテリー面でも、単4乾電池2本で2年間持つロングライフ仕様です。

これまで、いろいろなキーボードを使ってきましたが、どれも帯に短したすきに長し。そうした中、K780は無線キーボードに求められていることをそつなくこなし、デザインも主張しないミニマルなもので、あらゆるシチュエーションでおすすめできる一品です。「THE無難キーボード」の称号を送ります。

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